和名:ニイニイゼミ
学名:Platypleura kaempferi
大きさ:♂20~23 mm ♀21〜24mm
採集できる季節:6〜9
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:サクラの枝(えだ)などで連続して、チィーとないています。ミカン畑やナシの畑などの土から幼虫がはい上がって来て、左の写真のように羽化しているのが見つかります。幼虫はこうした木の根に害をあたえるともいわれています。梅雨(つゆ)明けから、8月までにたくさん出て来ます。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、西南諸島(せいなんしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 前胸背(ぜんきょうせ)のふちは、かくばっている。
  • 前翅(ぜんし)の暗いちゃいろの雲状紋(うんじょうもん:くものような形のがら)は、あるていど個体変異(こたいへんい:虫によってはかわる)がある。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館